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中長期ビジョン

中長期ビジョン

成長戦略 技術イノベーション 販売イノベーション 人事イノベーション 成長戦略を具現化する事業戦略

2020年Vision「新G4-20(ジーフォー・トゥエンティ―)」

当社では、従来より、2020年ビジョンとして『G4-20』を掲げ、世界TOPを目指しておりますが、第3次中期に向けて、「Genba」「Global」「Growup」「Green」の4つの領域を加速度的に進めるため、新たに「3つのイノベーション」と「持続的な成長と進化」を追加しました。
「3つのイノベーション」とは、未来のモビリティシステムのニーズを先取りし、これまでにない競争力を創造する「技術イノベーション」、より良い物を世界中の皆さまにお届けするための「販売イノベーション」、そして、これらを支える人材育成を伴った「人事イノベーション」です。
これらのイノベーションを中長期的に推進することで、『持続的な成長と進化』を遂げてまいります。

成長戦略

『G4-20』のアウトプットとして、クリアすべきハードルを明確にするため、5年後を目処として「連結売上高3,000億円」「連結営業利益200億円」の達成を具体的な目標として定めました。
当社では、この目標を必達するために、「技術」「販売」「人事」の3分野におけるイノベーションを強力に推進し、さらなる企業体質の強化に努めてまいります。

近年自動車産業では、更なるグローバルでの競争激化に加え、未来のモビリティシステムを実現するための自動運転車や、共同利用される車両の運行を指示・制御するための交通ネットワーク情報システムの開発が急がれています。さらには、EVや燃料電池に代表されるパワートレインの電動化により、自動車は大きな転換期を迎えております。
この変化を的確に捉え、持続的な成長を続けていくために、次なるステップとして、当社が今まで培ってきた車体技術に新たな技術を加えていくと共に、時代の変化に迅速に対応できる企業へ体制を強化する必要があります。
そこで、次の中・長期経営計画の指針として、売上高3,000億円、営業利益200億円を新たな経営の数値目標として掲げ、この目標達成に向けて以下の3つのイノベーションを実行しております。

技術イノベーション

研究開発棟「G-TEKT TOKYO LAB (GTL)」

マルチマテリアル化技術に代表される革新技術研究の核となる研究開発施設「G-TEKT TOKYO LAB (GTL)」が、2018年4月より稼働を開始しました。
この研究開発棟は、「新たな研究環境で技術イノベーションを加速」そして「魅力ある研究環境で、新たな発想を持つ人材の確保」の2つのコンセプトで設立し、これまでとは一線を画した研究環境で、新たな発想を持つ人材、最新鋭の設備、そしてアメリカ及びドイツのリサーチ拠点との連携による最先端の技術情報を集約させ、研究開発を加速し、ジーテクトが「持続的な成長と進化」を遂げていく為の競争力の発信基地として活動していきます。

マルチマテリアル化

現在自動車の車体はさらなる軽量・高剛性化を実現する為に「鉄とアルミ」また「鉄とアルミとCFRP」など、すでにボディのマルチマテリアル化が進行しています。
ジーテクトは、「マルチマテリアル化」をキーワードとした次世代ボディ技術の「開発」と「手の内化」を目指していきます。「鉄の使い切り」を目指したホットスタンプ技術や部分軟化技術にさらに磨きをかけると共にその先にある更なる軽量・高剛性化の実現に向け、非鉄材料であるアルミやCFRPの成形技術、そしてそれら非鉄材料と鉄を接合する異材接合技術の開発を強力に進めていきます。

販売イノベーション

日本中心の営業スタイルから一線を画し、本社で販売戦略を立案し、各地域本部が連携する事により、地域と地域をつなぐグローバル規模の販売新体制を築いていきます。この「ジーテクト新販売体制」のもと、新たに欧米を中心としたグローバル・カーメーカーに向けての販売にも力を入れ、より良い物を世界中のお客様に届けてまいります。
また、グローバル・カーメーカーとの取引で得た技術・商品力をジーテクトの開発・技術へフィードバックする事で、より商品力の高い製品を生み出し提案する技術のスパイラルアップを図ります。
具体的にはジーテクト拠点がありながら、まだ取引のない地域にターゲットを絞り、取引実績のあるカーメーカーを中心に販売拡大を目指します。グローバル・カーメーカーの主要市場から地域市場への販売展開、反対に地域市場から主要市場への販売展開を進めていきます。

人事イノベーション

人事制度は、年功制を廃止し、公平で実力が反映される制度へと大幅に刷新しました。また新たに設けた人材育成制度では、これまでの「見て学ぶ」という先人の背中をみて覚えるOJTではなく、計画的に育成する制度としております。
ジーテクトとしてキャリアモデルを設定し、それを新人事制度と人材育成制度が支える形となっています。さらに新人事制度では、実力が反映される制度を実現する為、より一層厳格な評価システムとしました。また新人材育成制度では、計画的に育成を進める為の各種カリキュラムを設定しています。各個人のスキルレベルとキャリアモデルとの比較により、今後必要となるスキルを明らかにすると共にその習得をサポートしていきます。
人材育成に焦点をおいた新たな取り組みとして、HCM(HUMAN CAPITAL MANAGEMENT)システムを導入し今まで可視化する事が難しかった人材育成状況を見える化することで今後必要となるスキル、各個人の強み・弱みが明確になります。 人事イノベーションにより、「次の時代に向け新たな価値を生み出す人材の創出」を実現します。

成長戦略を具現化する事業戦略

100年に一度と言われる大転換期を迎えている自動車業界。欧州や中国では、電動化が加速しており、車体部品はますますの軽量高剛性化が求められています。このようなビジネス環境に対応すべく、当社では、成長戦略を具現化する様々な事業戦略を積極的に展開しています。

軽量化戦略 ~ホットスタンプ一体成形技術~

当社は、ホットスタンプ技術を応用して、車体の側面(ドアまわり)部分を一体成形することに成功し、日系メーカーで初めて量産化に目処をつけました。
従来、このドアまわりの部分は、ハイテン材を使用し、プレス成形された複数の部品を溶接して組み上げていましたが、ホットスタンプ一体成形技術では、ドアまわりの部品すべてをハイテン材よりも軽量で高剛性なホットスタンプ材で成形することで、さらなる軽量化を実現しています。
また、部品の継ぎ目がなくなることから、一段と剛性なボディを実現できるほか、これまで別々にあった溶接ラインが集約され、生産性にも大きく貢献します。



次世代ボディに向けた軽量化戦略と販売戦略

現在、ホットスタンプや超ハイテン材など、鉄を使った様々な軽量化を行っていますが、来るべき電動化時代を勝ち抜くためには、非鉄材、特にアルミ材を使った更なる軽量化が求められています。そこで、当社では、軽量アルミボディニーズの高まっている欧州において、アルミボディの量産技術を蓄積し、これを武器に、世界最大のマーケットである中国でのビジネス拡大を目指していく考えです。以下では、その具体的な取り組みをご紹介します。

英国G-TEM社 第4工場新設

英国では、トヨタ様やジャガー・ランドローバー様からの受注増加に伴い、英国G-TEM社(グロスター州)に第4工場を新設し、生産能力拡大を図ります。
また、欧州では、アルミボディへの引き合いが強いことから、アルミ部品の量産加工にも対応できる生産設備を導入し、その加工実績やノウハウを蓄積させます。
さらに、同社では今回の工場拡張により、欧州で加速していく次世代アルミボディ部品ニーズに、迅速かつ的確に応えるための中核拠点としての役割を担ってまいります。

所在地 英国グロスター州
稼働時期 2019年1月予定
土地面積 約41,000㎡
建屋面積 約12,000㎡



スロバキアG-TES社の設立

スロバキアでは、ジャガー・ランドローバー様からアルミ部品を受注したことに伴い、G-TEKT Slovakia, s.r.o.社 (G-TES社) を設立し、工場を新設することを決定しました。
この工場では、英国G-TEM社と同様、アルミ対応の生産設備を導入し、当社初、そして、日系部品メーカーとして初となる本格的なアルミボディの量産工場として稼働します。
自動車産業の集積地という立地を最大限に活かして、近隣諸国のカーメーカー様との取引拡大を目指し、アルミボディ生産の中核拠点としての役割を担う英国G-TEM社との2拠点体制で、マルチマテリアルボディの量産技術向上と、欧州事業の安定した拡大を目指します。


所在地 スロバキア共和国二トラ市
稼働時期 2019年6月予定
土地面積 約100,000㎡
建屋面積 約15,000㎡



上海リサーチオフィスの始動とWAPAC社 第2工場新設

欧州と同様、EV化の進む中国では、現地ニーズや市場調査を主な任務とするリサーチオフィス「G-TEKT Shanghai Representative Office(GSR)」を上海市に開設しました。このGSRを中心に、変化の速い中国市場の波を的確に捉え、積極的な事業戦略を策定・展開していきます。
さらに、既往取引先の広汽三菱様からの受注拡大に伴い、物流効率改善による収益向上を目的として、中国WAPAC社(湖北省武漢市)の第2工場を、湖南省長沙市に新設することを決定しました。
この長沙市近郊には、中国エコカー最大手を始め、欧州系との合弁メーカーや、現地メーカーが集積していることから、今後、英国やスロバキアの拠点での、アルミボディ量産技術や、GSRで得られた情報等を活用し、中国市場での新たな取引の拡大を加速させてまいります。

所在地 中華人民共和国長沙市
稼働時期 2018年4月予定
建屋面積 約69,000㎡



電動化対応戦略 ~軽量化バッテリーケースの開発~

電動車には多くのバッテリーを搭載する必要がありますが、バッテリー自体が重量物であることから、ケースは大きく頑丈でなければならず、また、錆防止のために防食塗装をしなければなりません。
そこで当社は、次世代型のバッテリーケースとして、軽くて錆の心配の少ない、アルミ材をメインとした軽量バッテリーケースの開発に着手しました。
これまで生産してきたバッテリーケースの知見と、アルミ加工技術を融合し、研究開発棟「GTL(ジーテクト東京ラボ)」でその開発を強力に進めていきます。





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